So-net無料ブログ作成

OpenTX事始め [OpenTX]

前回は『可変デュアル・レート』などといきなりOpenTXの機能へ飛び込んでしまい反省。
今回は簡単にOpenTXについて説明します。

OpenTXは読んで字の如くオープンソースのラジコン送信機ファームウエアです。
ざっくり機能をFrsky TARANISを例に説明しますと、
・PCによるオフラインでのモデル編集(Companion9X)
・モデルデータのPC⇔TARANIS間の送受信(USB)
・TARANISのファームウエアアップデート
・自由なチャンネル割り付け
・実チャンネル(16ch)
・仮想チャンネル(16ch)
・豊富で多彩なミキシング機能(数無制限、実際はメモリーの限界までか?)
・豊富で多彩なカーブミキシング(16カーブ、最大17点カーブまで)
・デュアルレート、エクスポの自由な設定(数無制限、実際はメモリーの限界までか?)
・豊富で多彩なロジカル・スイッチ(32個)
・イベントによる機能呼び出し(32個)
・音声出力
・フライト・モード(8個)
・内部変数(5個xフライトモード数)
・トリム(フライトモード別に独立・共用設定可能)
等々てんこ盛りに機能が備わっています。

私自身はちょっと前まで(今でも時々)Futabaの14MZを使っていました。
送信機バッテリーの持ちと晴天の野外で超見難いカラー液晶を除いては『これを超える送信機は無い』(18MZで越されましたが、、、)と思っていました。
ところがOpenTXと偶然にも出会い、目から鱗が落ちました。
ただ単に新しいモデルを作成すると、基本的なエルロン、エレベーター、ラダー、スロットルしか動きません。
小型機でもない限り普通に使う2エルロンの設定すらありません。
ここで従来の送信機の概念を頭から切り替える必要が出てきます。
ここにOpenTXのマニアルの原文をそのままコピーしたものを記します。

Mixer
The next page is where the actions on the controls will be mapped to servos. openTx does not have any predefined mixing functions that relate only to a particular model type or situation, it rather gives you a blank canvas you can build upon.
The key to configuring a model on openTx is not to think about "activating the delta mix" like on certain radios, but rather to think about what you want your control on the model to do in response to an input on the radio's controls.
The mixer is where all that "logic" gets entered.

要約すると、
基本的な動作以外は何も入っていません。 むしろ、あなたが欲しい入力に対する出力を自由に設定できる白紙のキャンバスを提供しています。

ですから、先の2エルロンでは、
『エルロン-2はエルロンスティックに従って動く』、これだけです。
Companion9XのMixes設定で6CH(これもお好きなどのチャンネルでもいいのですが)にたった1行のMixを入れるだけです。
2Ail.jpg


先ほども『頭を切り替える』と書きましたがここが肝心です。
『どの機能を使えばこの動作は得られるのだろうか?』と考えて分厚い送信機の取説の中を捜すのではなく、
『この入力に対してこのうように出力したい』と考え方を変える必要があります。
そう書くと混乱してくるかも知れませんが、実はあなたの頭の中では『何が入力』で『何が出力』だかは明確に分かっているのではありませんか?
そうです、先の例では『入力』は間違いなくエルロン・スティックです。
そして、『出力』は当然『6CHにつないだ第2エルロン・サーボ』です。
分厚い取説を徘徊するよりも簡単じゃありません?

もう少し先へ進めましょう。
『2エルロン有るんだから、どうせならスポイラーとしても使いたい』
当然考えられる状況ですね!

頭の中を整理しましょう。
・使う舵は2つのエルロン(出力)
・スポイラーのON/OFFはスイッチ操作(仮にSW-F↓)
・スポイラーの動作量はツマミS1で設定(入力)
・急激な姿勢変化をさせないためにゆっくりスポイラーを作動させる
こんなものでしょうか。

では、どうすればいいかを考えましょう。
・スポイラーの動作はS1によって決めますので、S1を入力として、その入力をSW-Fで入り切りします。
・その値を一旦9CHで受けます。(分かり易くモニターできるようにするため)
・9CHの出力をそれぞれのエルロンに一方はプラス、もう一方にはマイナスさせて加算します。
その場合全ストローク動いて欲しくないのでエルロン動作量の50%までとします。

*OpenTXのMixはそのチャンネルに記述された複数の入力の合計がそのチャンネルに出力されます。
(実は他にも出力のさせ方がありますがそれはまた別の機会に説明します)

これを具体化したものがこうなります。
Spoiler.jpg


このままですとS1の位置如何(-100%~+100%)ではマイナス側でスポイラーがフラップにも変身してしまいます。
それはそれで使い道がありますが、あくまでスポイラーに徹するなら9CHの出力がマイナスに振れないように倍率とオフセットを変えます。これで9CHは0~+100%の間しか出力しなくなります。
Spoiler-2.jpg


どうです?簡単でしょ!
追々OpenTXに関しても色々な記事をアップする予定です。
ご希望の内容がありましたらコメントにどうぞ!


詳しくはこちら↓を見てください。
http://www.open-tx.org/

上記URLは最新のものですが現在上記に移行中のため旧URLも参考になります。
https://code.google.com/p/companion9x/

その他、OpenRC(OpenTXの元祖)のURLは
http://openrcforums.com/forum/index.php

これらは全て英語のページです。
残念ながらまだ日本語のページは見当たりません(^_^;)。
nice!(2)  コメント(8) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 8

Falcon

いいプロポというか、ソフトですね。
とても興味があります。
英文がまったくではないですが、理解できない自分には難しいですか?
by Falcon (2014-02-25 15:55) 

M爺

Falcon様、こんにちは!

英語に堪能でなくてもそんなに難解なプロポでは無いと思いますよ。
本文にも書きましたが『頭の切り替え』さえできれば後はトントン拍子にやっていけます。
何よりも実際に機体に組み込む前に殆ど全ての動作をPCで確認できますので、じっくり腰を据えて取り組めます。
プロポ本体も全くのJRパクリデザインはちょっと『??』な感じですが、中華プロポとしてはかなり出来の良い方に属します。
プロポ本体が無くてもCompanionX9のソフトだけでもMixやその他をテストできます、一度ソフトをダウンロードしてみては如何ですか?


by M爺 (2014-02-25 16:21) 

T-クボ

ご無沙汰しております。
今日から日本です(2年ぶり)
TARANISですが、2.4Gでなく40MHzを使いたいのですが
後ろに40Mのトランスミッターをさせば良いのでしょうか?
もし、使えるなら購入しようと思ってます。
潜水艦で使いたいです、Xテールの艦でパワーをかけた時に
半トルクの打ち消しにエルロン動作をさせたいです。
後、潜望鏡、魚雷の制御にも使えそうだし、
宜しくお願いします。
by T-クボ (2014-02-25 21:17) 

M爺

こんにちは、こちらこそご無沙汰しておりました。

TARANISの背面のモジュールですが、JR互換となっております。
従って、JRの40MHzモジュールが入手できれば使えます。
Futabaモジュールも取り付け可能ですが、このアダプターが必要です。
http://www.flytron.com/openlrs/123-futaba-jr-module-adapter.html
URLも.comでUS$決済だったのでアメリカかと思いきや何とこの店トルコのイスタンブールでした。よっぽどヒマなのかPayPalで決済した2時間後には発送のメールが入っていました。
何れのモジュールを使うにもモデル定義でInternal RF(RF Module 1)をOFFに、External RF(RF Module 2)をPPMにする必要があります。
設定は簡単です。次回アップすることにしましょう。
by M爺 (2014-02-25 21:33) 

M爺

と、返事しましたが、、、。
よく考えると40MHz時代のモジュールはアンテナを内蔵してなく送信機本体のアンテナを使う構造だったと思います。
変調信号はそのままモジュールに伝わりますが、アンテナの細工をしないといけません。
アンテナ線を一旦外に出して新たに設置したアンテナに繋げばいいのですが、結構な改造になりそうです。

by M爺 (2014-02-25 22:07) 

M爺

T-クボ様、
モジュールに気を取られて、肝心のX-Tailを見落としていました。
X-Tailはかなり楽しいミキシングになりそうですね!
ざくっと組んで見ました。

CH01 (+33%)Ail
(+33%)Ele
(+33%)Rud
CH02 (+33%)Ail
(-33%)Ele
(+33%)Rud
CH03 (+33%)Ail
(-33%)Ele
(-33%)Rud
CH04 (+33%)Ail
(+33%)Ele
(-33%)Rud
思ったより簡単でした。

by M爺 (2014-02-26 15:23) 

T-クボ

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
ブログでの説明も恐縮です。
少し、基盤の改造が必要な件了解です。
世の中2.4Gになり40Mを探すのに苦労しています。
双葉もJRも40Mの生産は無いそうです。
100台単位ならしてくれると言ってました。
アンテナはヘリカルホイップを持っているので問題は無いです。
日本は空がきれいです、水も美味しいし、良い国です。
by T-クボ (2014-02-26 21:14) 

マスカット

タイミング遅いですが

openTXでJRモジュール40Mhzを使うならTARANISよりTurnigy 9Xが安くて小改造でアンテナまで付けられます。
私は古い機体用に9Xで使ってますよ。


by マスカット (2014-05-23 22:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

メッセージを送る